木村拓哉&長澤まさみ主演『マスカレード・ホテル』見てきた!
遅ればせながら見てきました!木村拓哉&長澤まさみ主演の映画『マスカレード・ホテル』です。東野圭吾の長編小説を映画化した作品です。
東野圭吾さんといえば、数々の作品が映画化されています。『ガリレオ』シリーズや「白夜行」そしてつい最近活動休止を発表した嵐のニノ主演の『プラチナデータ』など、挙げればキリがありません。
ちなみに僕は今回の原作はまだ未読です。でもこの映画を見て読んでみようと思っているところです。最近見た邦画の中では一番面白かったかなと思うので簡単にまとめておきたいと思います。
あらすじ
簡単にあらすじを引用しておきます。
ネタバレ要素はそんなに無いので安心して読んでくださいね!
都内で3件の殺人事件が起こり、すべての事件現場に残された不可解な数字の羅列から、事件は予告連続殺人として捜査されることになる。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村拓哉)はその数字を解読し、次の犯行場所はホテル・コルテシア東京であることを突き止める。しかし犯人への手掛かりは一切不明のため、警察はコルテシア東京での潜入捜査を決断する。新田はホテルのフロントクラークとして犯人を追うことになり、コルテシア東京の優秀なフロントクラーク・山岸尚美(長澤まさみ)が彼の教育係に任命される。刑事として次々と現れる素性の知れない宿泊客たちの仮面を剥がそうとする新田と、ホテルマンとして利用客の仮面を守ろうとする尚美は幾度となく衝突を繰り返すが、共にプロとして価値観を理解し合うようになっていき、二人の間に不思議な信頼関係が芽生えていく。そんななか、事件は急展開を迎え、警察とホテルは追い込まれていく……。
と、こんな感じです。まさに一流ホテルを舞台にしたミステリーって感じですよね。やっぱり奥が深くて謎解き以外にも面白い内容が沢山ありました!
木村拓哉&長澤まさみのコンビと豪華キャスト!
なんといってもキムタクがかっこいい!!刑事役のすれた感じからホテルマンのかっちりとした姿に変わるギャップも最高にかっこいいし、まさに役にピッタリとはまっていました。映画を通してホントに演技上手なんだなぁと素人目に感動していました。
そして、長澤まさみのショートカットも可愛いんですよねぇ。ほとんどホテルの制服を着ているんですが、たまに私服が出てくると「おっ!」と勝手に思っていました。若すぎないお姉さん的なところがいいんですよね笑
そして、他キャストもキムタクに松たか子、小日向文世、濱田岳、篠井英介、宇梶剛士と来ればドラマ『HERO』の再来です。というのも、鈴木雅之監督は『HERO』を手がけた監督なんですよね。そんな意外なつながりにも気付けてとても面白かったです。
他にも前田敦子&勝地涼夫妻も出てきてクスッとさせられました。その他にも多くの俳優さん達が出演しています。
舞台となるホテルは?
今回の舞台となったコルテシア東京は実在するホテルで撮影が行われています。映画を見ていると段々と泊まりたくなってくるんですが、実在するホテルということで本当に泊まれちゃいます!
『マスカレード・ホテル』公開のスペシャルコラボとして限定スイーツや期間限定の宿泊プランもあるみたいなので、僕もかなり気になってます!限定スイーツとか本当に美味しそうなんですよね。終わらぬうちに時間を作って行かなければ!!
あんな素敵なホテルに泊まってみたいと思ったのも、映画の内容がかなり一流ホテルマンとしての接客に重きが置かれていたかもしれません。感想で振り返ってみましょう。
『マスカレード・ホテル』の感想
この映画を一言で表すとしたらこんな言葉でしょうか。ちょっとオシャレにしてみました笑
刑事物のミステリーと一流ホテルマンの日常の2つがうまく合わさりうまく物語を構成していました。どちらもよく練られていて、ホテルでよく起こりうる事件が殺人事件という前提が絡むことによって何倍にも緊張感が生まれ増幅していく。一見大したこと無いことでももしかしたら大きな意味を持ってるんじゃ無いかと一度疑いの目で見てしまうとどんどん引き込まれて行きます。映像もとても綺麗なので、ホテルという非日常の空間がよりくっきりと際立ちます。
また、一流のホテルマンがどんなことを考えて"お客様"と向き合っているのか、最高のサービスとは何かというところにも触れられていて、ホテルマンのプライドも感じさせられました。
強いて言えば、2時間という都合上、予告殺人事件のミステリーという部分の展開が早く少し説明不足で薄くなってしまった感もありましたが、全体的にはとてもうまくまとまっていて、最近観た映画の中では1番面白かったです。
原作の「マスカレード」シリーズをまだ読んでないので、これを機に読んでみようかなと思いました。映画と原作ではまた違う点もあるみたいなので、そんな視点で本を読んでみるのも面白いのかなと思います。
ちなみにホテルマンについての本を読んで記事にしたことがあったのを思い出したので貼っておきます!
『社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ』 という本です。
なんかイマイチ魅力を伝えきれていない気がしますが、今日のところはこれで勘弁してください!初めて映画のレビュー記事書いたんでなかなか難易度が高かったです。
やっぱり書評を書くほうが向いてる気がする。だって映画だと見ている最中に「あ、ここが面白かったな。」ってメモることが出来ないから、後から思い出して書くのが結構大変なんです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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