ちゃげの雑記帳

24歳の医大生が好きなこと、考えたことを発信してます。

マッチング試験てどんな質問されるの?

お久しぶりです!ちゃげです。

 

世間の大学生達は夏休みを謳歌しているところかと思いますが、僕はひたすら大学にこもって勉強し続けています。僕の大学では夏休み明けから卒業試験なるものが始まるので、”夏休み=卒業試験勉強期間”となっているのです。

 

そんな忙しい中で、さらに勉強時間を取られるものといえば、、、

 

マッチング試験!!!!

 

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医学生からしたら当たり前の言葉ですが、知らない人からしたらなんじゃそれって感じですよね。

マッチング試験を簡単に説明すると、医学生の就職活動になります。

医学部を卒業し、医師として初期研修を2年間行う病院を決めるのです。沢山の病院と沢山の医学生がマッチング機構というところに登録して一気にマッチングが行われます。

その病院を受験するための履歴書やら小論文やら面接やら筆記試験やらでもう大変!!!!って感じでした。

 

僕は部活を夏の東医体までやっていたので、外病院(自身の大学病院ではなく外部の病院)の為に割ける時間がそこまで多くなかったので、外病院は2つだけ受験することにしていました。

 

そんでようやくその2つの病院の試験が終わりましたーーー

 

めちゃくちゃ疲れたし長い道のりでしたよまじで!

まだ結果も出ないのに謎の達成感に満ち溢れてます。

ほぼ徹夜で小論文書き上げたり、授業中に履歴書書いたり、、、

貴重な勉強時間削って受けたんだからちゃんと第1志望の病院には受かってて欲しいと思います。

 

 

病院の面接ってどんなこと聞かれるの?って気になる方もいると思うので少し書いて見たいと思います。

 

①志望動機

これは当たり前のように聞かれますよね。どこにいっても同じです。なぜこの病院を志望したのか、どうして働きたいと思ったのかと熱意を持ってしっかりと答えるのが大切ですね!

 

②長所と短所

これもどこの面接試験でも聞かれるようなものではないでしょうか。僕が読んだ面接攻略サイトにはある1つのことを抜き出して長所と短所の両面から分析しろって書いてありました。例えば、自分の意見を持っているという長所は裏を返せば頑固であるという短所にもなる。これを自分の体験や他人に言われたエピソードを交えながら答えるのが良いかなと感じました。

 

③来年のオリンピックで懸念される問題は?

これは結構ひねった質問なのかなと思いました。瞬間の対応力や思考の速さをみている質問であると思います。

僕自身もこの質問をされた時には少し焦りましたが、熱中症感染症について答えました。ちょうどその日は猛暑日だったので窓の外を見て閃きました。感染症については、エボラ出血熱コンゴで大流行していることから、狙われるかなと思っていたのでしっかり答えることができました。

 

④医師じゃなかったら何になりたい?

これはどんな意図の質問なんでしょう?僕が思うには、医師という仕事に拘らず、広い見地を持つような人が欲しいとか、その人が挙げる職業から人間性やどんな性格なのかを考える為の質問ですかね。

ちなみに僕はこの質問に起業したいと答えました。少し質問の内容とズレてしまっていますが、医療を病院の中で完結させるのではなく、それ以外の場所にも広げていけるようなモノをつくりたいなと最近本当に思ってるんです!

 

⑤将来の医師像

これもマッチング面接では鉄板の質問だと思います。この変形として、5年、10年、15年後のキャリアデザインについて教えてくださいというものもありました。

僕は外科志望なので、やはり専門をしっかりと身につけ、この分野だったら僕に任せてくださいと胸を張って言えるような医師になりたいと思います。患者さんに寄り添い、退院する時に先生に診てもらえて本当に良かったと言ってもらえたら素敵ですよね。

 

⑥なぜ出身地ではない所で働こうと思ったのか

これは他県の病院を受験した時に質問されました。僕自身、あまり場所にこだわりがなく、県ごとのくくりで病院を探していたわけでは無かったので困りました。地元がココだからどうしてもココで働きたいんだ!!みたいなのあんまりないんですよね。そこの病院の研修プログラムが魅力的だったから志望しただけであって、、、

まぁ模範解答としてはその地域に尽くしたいからって感じでしょうか。まぁ何か繋がりがないとキツイと思いますが。

 

⑦好きな言葉、座右の銘は?

これもありがちな質問ですが、何も考えてないと面食らう質問です。これはその人が何を大事にしているのか、どんなことに重きを置いているのかを見るための質問でしょうか。

僕は事前に準備していきました。現代っ子座右の銘なんて持ってる人の方が少ないんじゃないですか?

ちなみに僕の好きな言葉は「明日やろう!はバカ野郎!」ですね笑

 

 

パパッと思い出すのはこんなとこですかね。

面接を何個か受けて僕が思った大事なことは、

 

準備しすぎないこと

 

ですかね。

面接を受ける人の中には、どんなことを聞かれるか質問予想をして、ガチガチの台本を作って試験に臨む人たちもいます。

準備して用意するのはとってもいいことだとは思いますが、台本暗記して面接で披露した所で、果たしてそれは面接官に響くでしょうか?

それよりもある程度聞かれたら答えたいことを箇条書き程度にまとめておいて、あとは自分の言葉で繋げて答えるのが一番です。

面接官は完璧な解答を求めているのではなく、質問から受験生の性格やコミュニケーション能力、熱意などを読み取っています。

本当に大事なのは、自分はこれだけこの病院で働きたいんですという熱い思いをしっかり言葉に乗せて、相手の目を見て伝えることです。

 

それだけやってその病院がもし採用しなければ、それは縁が無かったというだけの話です。

一般的な就職活動と違って、マッチング試験では第3希望までに90%の人が合格すると言われています。そう考えると結構気楽に臨めるもんですね!

 

まだこれから試験が行われる病院もあると思いますが、皆さん頑張って乗り越えていきましょー!!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

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