ちゃげの雑記帳

24歳の医大生が好きなこと、考えたことを発信してます。

日本代表"暁ファイブ"W杯出場決定おめでとう!!

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13年振りのW杯出場決定おめでとう!!

 

日本代表は本当に強くなったと思います。1年3ヶ月前にW杯予選が始まる頃からは考えられないほどのチーム力と実力を備えていると思います。これからも充分世界を相手に戦っていけるし、オリンピックの前哨戦としてのW杯でどこまでの結果を出すことが出来るのかが楽しみでないです。

 

ただ、ここまで熱くて面白いバスケですが、それを知って盛り上がってる人はどれだけいるでしょうか?

このW杯を決めたカタール戦が地上波フジテレビで放送されたのはとても大きな前進だと思いますが、それでもまだまだサッカーやバレーボール、野球程に皆に知られ、テレビで大々的に放送されるようなスポーツにはなっていません。サッカーの日本代表の試合があればスクランブル交差点を埋め尽くすほどの人が集まるにも関わらず、ついこの前に金星を挙げたイラン戦ですら、BS8chでの放送でした。

バスケ人口は少なくないはずなのに、何故ここまでバスケが浸透しなかったのか。そんなのとても簡単です。

 

めっちゃ弱かったから。

 

だからこそオリンピックの開催国枠ですら与えるかどうかをW杯予選の結果で考えると言われ、W杯予選の最初4試合は全部敗戦してしまっていたのです。

日本のブースター達はみんな思いましたよ、「あぁ、Bリーグが出来てもこんなもんか。なんで勝てないんだろう。」ってね。僕もその1人ですし、日本がバスケでアジアを勝ち抜くなんて無理なんだと思っていました。

 

でもそこからまさかの8連勝して、W杯出場を決めた。

ここには色々な要素があると思うんですが、やはり1番に挙げられるのは、八村塁選手と渡邊雄太選手の日本代表加入でしょう。八村選手はアメリカのゴンザガ大学に所属し圧巻のプレーでNBAドラフト1順目指名確実とされています。渡邊選手はすでにNBAメンフィス・グリズリーズというチームに所属し、田臥選手に続く日本人2人目のNBAプレーヤーとして活躍しています。

こんな有望株が日本にはいるんです。世界最高峰のバスケットボールリーグに挑戦する若い日本人がいるんです。

 

 

僕がこのW杯予選で一番印象に残っているのはこの試合です。

 

日本対オーストラリア


【FIBA W杯予選】日本 vs. オーストラリア

 

 

実はこの試合、僕も会場に見に行ってたんですよね。

めちゃくちゃ熱い試合でした。だって、FIBAランク9位のチームに50位のチームが勝ってしまうんですからね。オーストラリアだってベストメンバーだったわけじゃないですが、それでもNBAで活躍する選手が2人もいました。そんな相手に日本はしっかりと勝つことができた。試合を通して見ても、日本が勝つべくして勝ったというような試合内容でした。八村はオーストラリアの選手に全く当たり負けしていませんでしたし、渡邊も206cmとは思えない身のこなしと器用さで相手を置き去りにしていました。

 

この試合を見て、あぁ日本て世界を相手に戦えるチームになっているんだ!すごいぞ!熱いぞ!と思いました。

 

他にも語り始めればいくらでも話せるんです。

フリオ・ラマス監督のディフェンス重視の速攻を重ねていくチーム戦術のこととか、僕が同世代で高校生の頃からずっと応援しているベンドラメ礼生選手が、ずっと帯同メンバーでいながら最後のカタール戦でベンチメンバーに入り、堂々とスリーポイントを決めたこととか、、、

 

まぁこんな話はまた書きます。

 

じゃあ、国際試合で日本代表が勝てる様になった要因として1番大きいのはどこなんでしょう?

 

それは、

大事なところで確実に点を取ってくれるエースの存在!

 

これが一番大きな要因だと思います。

そしてその選手は誰なのかといえば、ニック・ファジーカス選手でしょう!

本当に彼のおかげで勝った試合がいくつもあると思います。バスケの試合はかなり「流れ」が大事なスポーツだと思います。1度流れが出来てしまうとズルズルといかれてしまうということが良くあります。そうなりそうな時に相手の流れを断ち切るために、「ここで1本入れておきたい!」という場面が1試合のうちに数回はあります。これまでの日本代表は、そんな時に任せられる絶対的なスコアラーがいませんでした。

でも、ニック選手が加入したことで、確実に点が取れるオプションを手に入れてチーム全体に安定感が生まれました。これこそ、今まで日本代表が世界大会で結果を残せなかった「危うさ」を払拭するものだったんじゃないかと思います。

 

オーストラリア戦の後に、八村選手がこう言いました。

「僕が最初に行って、チームに自信を与えられたらいいなと思ってやりました。」

これこそ日本代表に足りなかった『自信』を自らで体現し、チーム全体に植え付けた新たな世代の勢いなのだと感じました。

 

このW杯出場を決めたことによって、2020年自国開催の東京オリンピックの開催国枠も恐らく手に入れることができるでしょう。自国開催のオリンピックで日本代表の姿を見ることができると思うと、今から楽しみでなりません。

9月にはW杯が中国・北京で開催され、また日本代表が世界の強豪と戦う姿を見ることができます。まだまだ伸びしろが沢山あると思うので、これからの日本代表の活躍が楽しみであるとともに、ますます日本でバスケが盛り上がってくれると嬉しいと思います。

 

以上、バスケ好きの暑苦しいバスケ話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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