「ジョジョ」を読みたくなる話
皆さんジョジョの奇妙な冒険て読んだことありますか?
僕はこの漫画が大好きで、現在発売されている120巻以上全て所持しています。今はアニメ化も進んでいて、第5部が絶賛放映中です。この機会に読みたいかもという人がいればと思ってこの記事を書いてみました。
まずは、僕がジョジョを読んだことがない人によくされる質問について書いていきます。こんなこと知ってるよって方は読み飛ばしてください。
ジョジョの奇妙な冒険 第5部(30〜39巻)セット (ジョジョの奇妙な冒険) (集英社文庫(コミック版))
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/06/10
- メディア: コミック
- 購入: 22人 クリック: 361回
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①そもそもなんでシリーズで分かれているの?
現在、ジョジョの奇妙な冒険は8部までシリーズが進んでいます。
↑wikipediaを参考に簡単にまとめてみました。
- 第1部 ファントムブラッド 1〜5巻
- 第2部 戦闘潮流 5〜12巻
- 第3部 スターダストクルセイダース 12〜28巻
- 第4部 ダイヤモンドは砕けない 29巻〜47巻
- 第5部 黄金の風 47巻〜63巻
- 第6部 ストーンオーシャン 64巻〜80巻
- 第7部 スティール・ボール・ラン 81巻〜104巻
- 第8部 ジョジョリオン 105巻〜123巻
※ 第8部は現在もウルトラジャンプにて連載中
ではなんでこんなにもたくさんのシリーズがあるのか、答えは簡単です。
主人公が違うから!!!
ってことです。それぞれのシリーズで魅力的なキャラクターが主人公でいて、なおかつ物語の舞台も様々に変わります。日本の1都市であったり、アメリカの刑務所であったり、イタリアの裏社会が舞台だったりもします。
じゃあそれぞれのシリーズで繋がりはないんだねって思ったそこのあなた、、、
めちゃめちゃあります!
ジョジョの主人公たちはみんな家族なのです。同じジョースター家に生まれ、同じ血が流れているのです。この血族の絆が複雑に絡み合った物語を紡いでいくわけです。
つまり、
- シリーズごとに主人公と舞台の場所が違う。
- 主人公はジョースター家の血族である。
ってことです。
②キャラが多くない?
確かに多いです。基本的にバトル漫画なので、どうしても敵キャラの数は多くなってしまいますし、”人間賛歌”がテーマになっているだけあって、とにかく沢山の人間関係が出てきます。でも、主人公だけでなくそれぞれのキャラクターの背景や心の中まで荒木先生がちゃーんと描いてくれています。
例えば、僕の好きなキャラの1人である、パンナコッタ・フーゴ。このキャラは第5部で登場する味方キャラで、パープル・ヘイズという殺人ウイルスを放つスタンド使いでした。彼は天才的なIQを持つがゆえに親から過度の期待をされ、結果的に反発し勘当され天涯孤独になってしまいます。頭脳を生かして犯罪を繰り返している中でトラブルに巻き込まれ、そこをギャングに拾われるという背景があります。
これだけでもしっかりした背景だなと思うのですが、このフーゴというキャラは途中でギャングを離れ、いなくなってしまいます。殺人ウイルスというチート級のスタンドを持っていたので、どうなるのか楽しみにしていた当時の僕はかなり残念だったことを覚えています。
が、しかし漫画本編にはもう出てくることはなかったのですが、後にスピンオフ作品としてフーゴが主人公の小説が出版されたのです!
「恥知らずのパープルヘイズ」
速攻で購入してしまいました。この本の中では、第5部では描かれなかった裏話やギャングを抜けた時のフーゴの心の動き、第5部が完結した後の話などジョジョ好きにはたまらない内容でした。
こんなように漫画を読み進めていけば、必ずや自分の推しキャラに巡り会えるはずです。これもジョジョを読む醍醐味の一つなのかなと思っています。
恥知らずのパープルヘイズ―ジョジョの奇妙な冒険より― (ジャンプジェイブックスDIGITAL)
- 作者: 上遠野浩平,荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/08/04
- メディア: Kindle版
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今回は簡単にジョジョの奇妙な冒険ってどんな漫画なんだろうって疑問に対して記事を書いてみました。この記事を見て、少しでも読んでみようかなと思っていただけたら幸いです。